グッチ(Gucci) 札幌

グッチと言えば札幌に限らず日本全国にその店舗を展開していている一流ブランドで、ファッション関連に興味が無くても名前は聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。

現在札幌にはグッチの直営店が2店舗あり、一つは札幌丸井今井店、もう一つは札幌大丸店でどちらも大手デパートですから、札幌にお住まいの方は目にされたかもるかも知れません。

最近のブランド品はインターネット上の通信販売で容易に購入する事が出来るのですが、そんな中でも珍しくグッチは通信販売に力を入れておりません。

その為、オフィシャルサイトからの購入申し込みが出来ません。

もちろん、それ以外のインターネット上のショップで販売は行っておりますし、オークションで中古品を購入するなどしてある程度は自宅で購入する事が可能です。

しかし、数多くあるグッチの新商品をチェックしたり、お気に入りの商品を購入しようとするならば実際にショップへ出かけた方が確実と言えるでしょう。

都市部で生活している方ならともかく、そうでない方はちょっと不便ですね。

特に北海道は広いですから、札幌以外にお住まいの方は尚更ではないでしょうか。

なぜその様な方針なのかは分かりかねますが、職人気質のイメージがあるグッチらしいと言えばらしい気もします。

余談ですが、グッチの創業者であるグッチョ・グッチには数多くの逸話が残されております。

その中の有名な話で、イタリア訪問中のエリザベス2世がグッチの店舗を訪問した際に、女王付の侍従が彼に「何か陛下にプレゼントを」と催促に近い進言をした事があったようです。

結局その時は鞄を女王に進呈したのですが、女王一行が去った後、まだ残っていた報道陣のまえで「金も払わん乞食はもう来るな」と発言をしたと言われております。

こう言った逸話からもその職人気質が伺えるのではないでしょうか。

もちろん、このようなやや過激な言動が目立つグッチョですが、職人仲間からは大変信頼されており、彼も職人を愛しておりました。

その証拠と言うわけではありませんが、昔グッチでは材料費さえ払えば職人が妻や娘、恋人に鞄を作っても良いと言う日があったようです。

もちろん他のブランドではこのような風習はありませんでした。

これは、職人にとっては高値で手の届き難い同社の製品を家族にプレゼント出来るようにと、グッチョが考えついたサービスでした。

この風習、現在はすでに無くなってしまったようですが、その信頼される人柄が伺えるエピソードとして語り継がれております。

今では当たり前となった通信販売、そこにあえて力を入れないというのも自分のブランドに絶対の自信がないと出来ない事ですから、購入する側として多少の不便があっても多くを語るのは野暮なのかも知れませんね。